くすの木歳時記

新年のお慶びを申し上げます

 謹んで初春のお慶びを
          申し上げます

 拙院、平成5年に開業し、今年おかげさまをもちまして開院25年を迎えます。
 この地で開業し、今まで医療業務を続けてこれたのも、本当に地域の皆様の支えあってのことだと・・・ 心より御礼申し上げます。
 小さかった子供たちが、自分の子供を連れてくるようになり、夢を叶えてロケット作ってたり・・・ 壁に貼ってるちょっとした小物や、引き出しの中の
頂き物の折り紙に、思わず目が潤むのも、私が歳をとってきた証(笑)?


 年末からインフルエンザAとBの混在のみならず、マイコプラズマ、水痘、手足口病、アデノ、溶連菌と、感染症もハウス栽培の農産物並みに、季節感がなくなってきました。
  今年は健全にすごしたいですよねっ!
        
   
 うちの自慢のスタッフ。どこに貸し出ししても
(絶対しませんけどね!)
 恥ずかしくないですよ♪

   
 ただ、悔しいのは、結婚に伴う転居とかでの退職が多いこと。さすがの院長も、
そこばかりは男に勝てません(笑)。入れ替わりの新人が入るたび、先輩たちは1から教育、訓練・・・ いつもスタッフに苦労ばかりかけてます・・・ それでも、愚痴を聞いたことがない・・・ このご時世ですが、やはり企業(もっともうちは、企業といえるような規模ではないですが)、「人」なんだなと思うこの頃です。改めて  

 人は城
   人は石垣  人は堀
     情けは味方  仇は敵なり

 
ところで、全く医療とは無関係なお話で恐縮なのですが、院長一昨年より「節電・省エネ」にはまりまして(笑)。きっかけは久しぶりに帰省した娘に、片っ端から照明を切られたこと。「なんでここの電気消してるの?!」「あ、ごめん、ついつい節電がくせになってて」「・・・・・」。でもやればできるものですね。冬場は節電のチャンス!冬は寒くて当たり前、寒けりゃ着込めばよいでしょ、って。昔は風呂も屋外の掘っ立て小屋、扉も満足になくて上と下から寒風、追い炊きなし、温水無し、五右衛門風呂に入る前は自分で薪をくべながらだった(笑)。エアコン?そんなもんありゃしやせん。こたつ?「おがたん」っていう、おがくずを固めて薪みたいにしたやつ。電気毛布どころか電気あんかもなし。
 で、まずは暖房に安易に手を出さない。仕事終わって帰宅すると室温7度くらい。でも屋外よりはとーぜん暖かい。で、すぐに上からアウトドア用のダウンを上下。帰宅後しばらくは台所近辺で動き回るので、自室はエアコンつけない(どうせ座ってる暇はない)。動いてれば多少暖まるし、台所で贅沢にもお湯を使えばなんとなく満足。お風呂はスイッチ一つでお湯が満ちる(おぉ、何という贅沢!)。入浴後すぐに羽織り物して、ようやくエアコンつけるのが22:00くらい。当然、朝のエアコンのタイマーも無し。起きてから(室温4度くらい)スイッチ入れて、新聞取りに行って朝食の準備とかしてると、程よく暖まってくる。ところが院長、睡眠状態に陥ると、途端に体温低下で、要は寒がり。それまでは電気毛布MAXに羽毛布団。そこで思い立ったのが、シュラフ(要は寝袋ですね)。私の寝袋は「ハイブリッドタイプ」で下半身のみダウンで上半身はシェル(外套)のみ。ここに、その季節の室温に合わせて自分が着込んで入るのですよ。すると、あらまあ不思議!ファスナー閉めた途端に爆睡。真綿にくるまれたみたい?繭に入った蚕はこんな感じなんでしょうか(といっても、蚕になったことはないので定かではありませんが)。翌朝目覚めると、足の先からほかほかしてる。今は真夏以外は、畳の上にマットレスを敷きその上においた寝袋で寝てます(ベッドは苦手なもので)。おかげで、節電開始した初めての冬は、九電さんからの通知では電気使用量前年同月比-42%までいきました。
 ただ、難点が一つ。爆睡しすぎて寝坊する(笑)。大音量の目覚まし時計3個をスルーしてしまうこともしばしば。止めた形跡すらない。音色が変われば少しはましかもと、この冬は目覚まし時計買い換えました。スマホのアラーム音変えればいいって?そんな音量じゃこたえないんですよね・・・
 でも、寝袋生活からは、もう脱却不可能なようです。

 本年が皆様にとって、佳いお年でありますよう!
   こころよりお祈り申し上げますとともに、
  院長はじめスタッフ一同、真摯に医療に取り組んでまいりますので、
本年もよろしくお願い申し上げます。