暑中見舞い申し上げます
暑中見舞い申し上げますとともに、今回の水害での被災地の皆様にはお見舞い申し上げます。
さて、空梅雨の末に豪雨、梅雨明け前に猛暑の日々。いかがお過ごしでしょうか。
子供たちにとってはプール、水遊びと楽しみ山盛りの夏ですが、夏といえばいささか厄介な病気も・・・
「夏風邪」の中にはウイルス性のものが多いのですが(よって抗生剤が効かない!)、
特に夏場に子供たちが感染しやすいのが
「手足口病」「ヘルパンギーナ」「プール熱(咽頭結膜熱)」。
今年は早期より、手足口病の大流行喚起がされており、まさにそのとうり!
そこで、今回は少しばかり「手足口病」のお話を。
手足口病は病名の通り、多数の口内炎、手や足に多数の水疱性の発疹が現れる病気です。
子供を中心に夏場に流行し、
ピークは7月下旬です。
口:頬の内側、歯ぐき、唇の上下などに1mm~5mmの口内炎。
手:手のひら、指にできやすい。
足:足の裏、かかと、指にできやすい。
その他:ひじやひざ、お尻、前腕から上腕、口の周辺皮の皮膚に広がることもある。
症状の経過です。ただ、手足口病を引き起こすウイルスは数種ありますので、どのウイルスによるかによっては、40℃近い発熱を伴ったり、ほぼ全身に及ぶ
発疹を伴う場合もあります。
感染経路です。手足口病の感染を5歳以下の乳幼児が90%以上を占めているのは、これらの感染経路が、乳幼児が集団生活をする保育施設や幼稚園などで防ぐことが難しいからです。
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大人や妊婦の手足口病 大人も当然感染します!しかも大人が感染すると子供より重症化する確率が高い! ただし、いまのところ、妊婦が手足口病に感染しても、胎児に対する影響の報告はありません。 |
皆さま、くれぐれもご自愛の上、この夏過ごされますように!