暑中お見舞い申し上げます
長梅雨の後に酷暑の日々です。エルニーニョのせいで、冷夏っていう予報だった・・・?
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ところで、珍しく(?)まじめなお話を。 毎年、8月に「九州ブロック学校保健・学校医大会」ていうのがあるのですが、ちょっとお伝えしたい話。 #1.滲出性中耳炎 1980年代くらいは 幼児(3歳未満)は保存的治療で経過観察 小児期(4~9歳)は積極的治療 年長児期(10歳以上)は難治性中耳炎として積極的に治療 とされていましたが、耳の周囲の「乳突蜂巣」の発達は3歳までが重要との観点から 幼児期(3歳未満)は 後遺症予防のために積極的な治療 小児期(4~9歳)は 適応を決めて治療方針を決定 年長児期(10歳以上)は 難治性中耳炎として積極的に治療 と変更されております。 滲出性中耳炎の治療は 3歳までがカギ! というのが、現在の見解です。 この疾患について語ると、かなり長くなってしまいますので、この場ではちょっとスペースも無く・・・ 気になる方は、遠慮なく診察の際に、院長にご相談ください。 いっくらでも語ります! この大会は実に興味をひかれる講演が多いです。小児科医、整形外科医、眼科医などの医師だけではなく、教育現場の先生方のお話とか・・・ 九州医療センター小児科医長の「ネット・スマホ社会の子供たち」 とか、同様の問題についての 長崎短期大学保育学科教授のお話・・・ お伝えしたい内容ではありますが、なにしろスペースの都合と、院長のパソコン対応能力が・・・ で、なんとか次の歳時記には、と思ってます。 それでも、待ちきれなくて(いつになるかわからないし・・・)、気になるお母様方、おばあ様方は なにかのついでで、院長に話をふってください。 ともあれ、酷暑の日々です。 どうぞ皆様ご自愛ください。 特に、お子様の夏休みでさんざんストレスをためてしまう、お母様方、おばあ様方、 とにかく、ご自愛を・・・ |